ホームステージングのアクシデントあるある

こんにちは。
現在、不動産繁忙期真っ只中ですね。
とは言え、繁忙期も今月いっぱいで終わりですから空室をお持ちのオーナー様はハラハラドキドキではないでしょうか。
管理会社様も大忙しの事でしょう。
弊社もホームステージングのパワー全開でお手伝いさせて頂いているところです。
設営前の準備中は机の上もこんな感じでひっちゃかめっちゃかです。

さて、今回はホームステージングのアクシデントあるあるをぶっちゃけちゃおうと思います!
大丈夫かな。。笑
ではこっそり代表的なアクシデントを3つばかりお話致します。

①設営直前キャンセル
ご依頼を頂いてから現地調査をしてプランを練ってご提案書を作成してご了承を頂き準備をして荷造りまで準備万端に整えても設営直前にキャンセルになる事がたまにあります。
でもそういう場合は殆どがホームステージングをする前に借主が決まったという、オーナー様にとってはとても良いケースばかりです。
こういう時は「おめでとうございます!良かったですね!」と申し上げて当然、無料でキャンセルに応じます。
我々としては丸3日間位(現地調査1日+準備2日間)掛けているので、そりゃあ全くがっかりしないと言えば嘘になります。
物件に合わせて新たに備品を購入している場合だってあります。
でも私も賃貸物件のオーナーですから事情はよく理解出来ますし、こういうキャンセルは一定の確率で必ず起こるものと思っています。
想定内なので大丈夫です。

②鍵が開かない
これはかなり焦ります。
基本的にご依頼主様に現地にキーボックスを設置して頂き室内へ入りますが、伺っていた暗証番号でキーボックスが開かない事がありました。
オーナー様や管理会社様が暗証番号を変更する場合があるそうです。
この時は設営でしたが、たまたま早朝にも関わらず管理会社の担当者の携帯が繋がり難を逃れました。
それ以来、現地に行く際には暗証番号に変更が無いかを予め伺う様にしています。
新築物件のケースでは使用出来なくなったコンストラクションキーがキーボックスに入っていた事がありました。
1人でも入居者が入ると工事用のコンストラクションキーは使用出来なくなるのですが、管理会社のミスでコンストラクションキーしか入っていませんでした。
まあミスは誰にでもあるので仕方がありません。
室内へ入れなければその日の仕事が白紙になり、日を改めて出直すしかなく、他の案件のスケジュールにも影響してしまいます。
この時は現地調査でしたが、管理会社が休日で担当者の携帯も繋がらず諦めて帰りました。

③内装工事が終わっていない
これは最悪です。
先ず現地調査時点で内装工事が終わっていない事もよくあるのですが、ちゃんとした調査が出来ません。
まして設営当日になっても未だ工事中という場合はもうお手上げです。
ホームステージングが出来ません。
新築物件に設営に行ったら洗面台もトイレも設置していない事がありました。
リビングに部材や工具が置いてあり、養生も取れていないので当然、掃除も未だで埃だらけ。
仕方なく工事の人に片付けてもらい、我々で掃除をして出来る箇所だけホームステージングと撮影をしました。
何故こういう事が起こるのかと言うと、新築物件は工事が工程通りに進まない事が多いのですが、ホームステージングの依頼主は工事が終わり次第、1日も早くホームステージングをして募集を掛けたいので完工予定日直後の設営を希望してくる事が多いのです。
ですから私達は現地調査や設営の前に「工事は予定通りに終わっていますか?」と一応お聞きする様にしています。
「終わっているはずです」というお答えが返ってくるのに行ってみると終わっていない事のなんと多い事か。。。
中でもエアコンやカーテンレール、ピクチャーレール、換気扇などの設置工事が残っている事はしょっちゅうです。
ホームステージング設営後に工事が入ると職人さんが家具や小物を移動して工事後に戻しておくのですが、それが美観などお構い無しでテキトーなんです。
先日、撤去して来たお部屋も正にそうでした。
全てのプランターやグリーンがまるっきり違う配置で置かれ、デスク上とベッド上の小物類が入り混ざって無造作に置かれ、ベッドメイクはぐちゃぐちゃに乱れて中身の段ボールが丸見えです。
レースのカーテンは何故か両脇で縛ってありました。
見るも無惨でびっくりするやらがっかりするやら。。
内見者が備品に触れない様にと注意書きを置いていますが、その前に工事関係者が触って崩してしまうのですから何の意味もありません。
ホームステージング後の工事は本当に困るんです。泣
工事と清掃が完了してからホームステージングを行うのは基本です。

以上、あるあるなアクシデントを3つお話させて頂きました。
他にも色々あるのですが長くやっているホームステージャーさんならこの3つは恐らく経験済みなのではないでしょうか。
もし、このブログを読んで下さっているホームステージャーさんがいたらコメント頂けると嬉しいです!
どんな仕事もアクシデントは付きものですね。どんまいです。

先日、ホームステージング設営中にとびきりびっくりのてんてこ舞いなアクシデントがあったのですが今は大人の事情でお伝え出来ないのが残念です。
ほとぼりが冷めた頃にまた、こちらのブログでお話出来るかも知れませんので「アクシデントあるある・続編」を気長にお待ち下さいませ。笑

今日もホームステージングTOKYOのホームページをご覧頂きましてどうも有難うございました。

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