新しい物を取り入れる~vol.2

前回のブログではカジュアルな低いベッドを取り入れたお話をしました。
コロナの影響で、おうち時間を大切にしたい、家ではゆっくり寛ぎたい、という流れになってきたのですね。

コロナ前は無骨な感じのインダストリアルや写真映えするシャビーシックが流行っていましたが、コロナ以降は直線的よりも曲線的、見映えよりもリラックス出来る空間が好まれる様になりました。

アースカラーやボタニカル、自然素材を取り入れたインテリアが好まれ、今年は更に暖かみのある方向へ向かうと予想されています。

トライバルデザインという幾何学模様も流行っています。
前回のブログでご覧頂いたこちらのベッドカバーの柄ですね。

この写真のベッドメイクは、アースカラーのコットン素材と、幾何学模様のカバーを組み合わせています。
実際に置いてみると分かるのですが、ナチュラル系ばかりだと何となくぼやけてしまいますが、ベッドカバーやラグマットなどの広い面積の柄物が入るとお部屋のインテリアが引き締まって見えます。
この幾何学模様のベッドカバーはモノトーンなので他の色と喧嘩せずに調和しつつアクセントにもなってくれています。

コロナのお籠もり生活によって人気が出た物の1つに観葉植物があります。
グリーンにはリラックス効果がありますからね。
観葉植物を多めに置くとボタニカルな雰囲気になります。

これは余談ですが、コロナ禍でのペットブームで犬や猫の値段が2倍ほどに跳ね上がりました。
気軽に飼い始めて飼育放棄する人も増えたそうで、愛犬家の私としては心を痛めています。
こういう流行は本当に困ったものです。
観葉植物もまた生き物ですからちゃんと面倒をみて枯らさない様にしてあげて欲しいものです。

植物を置きたいけれど枯らしてしまいがちが人にお勧めなアイテムがあります。
水やり不要で手間要らず、しかもお洒落な植物、ドライフラワーです。
フェイクグリーンを置くという手もありますが、ご自宅をフェイクグリーンだらけにするのはやめた方が良いと思います。
少しだけならセーフだと思いますが、やはりよく見ればニセモノですから商業施設っぽくなります。
その点、ドライフラワーは本物の植物です。
花屋さんには色んな種類のドライフラワーが売っていますよ。

大人可愛い、なんていう今どきの表現がぴったりですよね。
ドライフラワーは昔からあったのですが、コロナ前に大流行したシャビーシックなインテリアに、よりお洒落なアレンジで取り入れられる様になったと思います。
最近はシャビー人気も落ち着いてきた感がありますが、ドライフラワーはインテリア以外の場面でもよく目にします。
花嫁さんのウェディングブーケをドライフラワーで作る事も珍しくありません。
ドライフラワーの加工技術が進歩したのでしょうか、植物の種類も豊富です。
発色の良いプリザーブドフラワーを入れてアレンジした物もあります。

ドライフラワーって独特の渋い色味になりますよね。
どんな鮮やかな色の植物でもみんなアースカラーになって・・・だから木の家具や壁にしっくりくるのですね!
生花よりも自己主張弱めに、さり気なくお洒落な雰囲気を作ってくれます。
自分で簡単にドライフラワーに出来る植物は限られているので私は主に薔薇やかすみ草をドライフラワーにして家に飾っています。
単身用のホームステージングの場合には女性的になり過ぎない様に花よりも葉物を多めにしています。

という事でホームステージング用にドライフラワーを仕入れました。

本物のドライフラワーは触ると崩れやすいのでホームステージングでは造花を使用します。
ご自宅の場合は是非、本物のドライフラワーを!
ガラス瓶に無造作に挿すだけでもお洒落ですよ。

弊社がホームステージングを開業した5年前には鮮やかな色のフラワーを豪華にアレンジするのが主流で、ドライフラワーを使用する事はまずありませんでした。
5年ですが時の流れを感じます。
特にこの3年間はコロナ禍が続きましたので人の暮らし方や考え方や好みが変化するのは当然の事ですね。
こうして流行というものが作られていくのですね。
私達は疫病のパンデミックという歴史的な経験をし、その中で人々がどの様な影響を受けて、暮らし方が変化したのかを実際に見聞きしたり身をもって知る事となりました。
大変な状況にあっても必死で頑張る人の心の強さに私は感動を覚える事がありました。
皆さんはどうでしょうか。

今回はドライフラワーのお話をさせて頂きました。
ホームステージングTOKYOでは時代に合わせてまた新しい物を取り入れていきたいと思います。
只今、不動産繁忙期の真っ只中。1日も早く空室が埋まる事を祈っております。

最後までお読み頂きましてどうも有難うございました。

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