男子部屋・女子部屋 同時ステージング

先日、同じマンション内の同じ間取りの2部屋に同時にホームステージングを行いました。
内装が一方は男性的、もう一方は女性的です。
そこで対照的な印象になる様に演出してみました。

こちらは男性的なお部屋です。

リビング

ダークブラウンの床や建具、アクセントクロスが男前で格好良いお部屋です。
このお部屋を更に男前にするべく出来るだけ「黒」を投入しました。
そしてアクセントカラーは「赤」です。
ベッド上のクッションとナフキン、デスク上のインテリアが赤です。
実は赤と言っても色々あります。
ここに取り入れているのは黒系の赤、いわゆるダークレッドですから黒いインテリアとの相性は抜群です。
もしオレンジ系の明るい赤にすると、ちょっと可愛らしい印象になってしまいます。

リビング
リビング

男前インテリアにする時は華やかなフラワーなどは似合いませんが、かと言って暗い色ばかりでは本当に寒々しい印象のお部屋になってしまいます。
まぁ、そういうのが好きな人も居ますが今は寒い季節なので少し暖かみのあるアイテムを取り入れた方が無難です。
そこで先のアクセントカラーも効果的ですが、グリーンを多めに置きます。
植物のグリーンは硬い感じになりがちな男部屋の中に自然の安らぎをもたらし寛げる空間へと演出してくれます。

そして照明も効果的です。
フロアスタンドや床置きの照明器具で壁やグリーンを照らすととても印象的で映えます。
ただ、この効果を発揮させる為には照明器具のスイッチを入れたままでブレーカーを下ろしておく事がポイントです。
内見の際にブレーカーを上げると同時に照明器具が点灯する様にしておかないと効果が発揮されませんので注意が必要です。

さて次は女子部屋の方をご覧下さいませ。
内装が白や淡い色で統一されていて優しい印象のお部屋です。
せっかくなので男部屋とガラッと変えて正反対の演出をしてみました。

リビング

アクセントクロスの淡いベージュと同系色のオレンジ色をメインカラーにカラーコーディネートしました。
ベッドカバー、クッション、フラワー、チェアなどをオレンジ色の濃淡でまとめました。
華やかでファーストインパクトはバッチリではないでしょうか。
同色でまとめているので華やかでありながら落ち着きもあります。

男子部屋の方には全く使用しませんでしたがこちらの女子部屋にはフラワーをふんだんに取り入れています。

リビング
トイレ

トイレもこの通りフラワーで華やかに。
排泄の場所だという事を一瞬忘れて「清潔感のある爽やかな個室」と感じて頂けたら嬉しいです。

フラワーの効果って大きいですね。
ホームステージングTOKYOでは開業以来ずっとフラワーコーディネートを大切に取り入れてきました。
特にファミリータイプのお部屋ではフラワーは欠かせません。
ホームステージングTOKYOが大切にしているファーストインパクト(第一印象)、カラーコーディネート、引き算のインテリア(物を置き過ぎない)、そしてフラワーコーディネート。
開業時にカラーコーディネーターの熊谷佳子先生にご指導頂いたこれらの教えは今も全く色褪せる事が無いばかりか、ホームステージングをやればやるほど真理だと納得する黄金の法則なのです。

今回、ホームステージングをさせて頂いた2部屋は当ホームページの「施工例」に詳しく載せています。
画像も多数、ご覧頂けますので是非覗いてみて下さい!

今回の様に同じ間取りで違うタイプのお部屋を同時にホームステージングさせて頂ける機会は滅多にありません。
大変、貴重で楽しい経験をさせて頂きました。
ご依頼下さったオーナー様、どうも有難うございました。

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