壊されるベッド

弊社では安価でホームステージングを提供出来る手段の一つとして、本物のベッドでは無く段ボール箱を組み立てた上にベッドメイクを施して利用しています。
以前はエアーベッドを使用していましたが時間が経つと空気が抜けて萎んでしまうので切り替えました。
このベッドが本物そっくりなので中身が段ボール箱だと伝えると皆さん、びっくりされます。
それは大変嬉しい事なのですが困った事が時々起きてしまいます。
ベッドに腰掛けて壊してしまう人がいるのです。
一応ベッドの上には目立つ様に「腰掛けないで下さい」と注意書きを置いているのですが、それでも座って壊されてしまう事が度重なります。
段々と注意書きが2枚、3枚と増えていきました。
腰掛けたベッドはその部分がぐちゃっと潰れて凹んでしまいます。
撤去に行くとたまにベッドが潰れていて驚く事がありましたが今回はオーナー様からご連絡を頂きました。
行ってみるとこの通りです。

これではこのお部屋を見にいらした内見者はびっくりでしょう。
引いてしまいますよね。

私は不思議に思うのです。
何件か見学して疲れた内見者が注意書きを読まずについついベッドに腰掛けて壊してしまったのだと想像するのですが、その内見者を連れて来た不動産会社の営業の方は何故黙ってそのままにして帰るのでしょうか。
管理会社から鍵を借りて室内に入るからには自分が連れて来たお客様の行動を監視する義務があるはずです。
そのお客様が誤って室内の物を壊してしまったら直ぐに管理会社に連絡して謝罪するのが当たり前の行動だと思うのです。
ところが今迄に一度もベッドを壊した方からの申告は無いのです。
本当に不思議で仕方がありません。
破損したのは段ボール箱ですから弁償は求めませんが、次の内見者が訪れる前に元通りに綺麗に整えておかなくてはならないので一報が欲しいのです。

このお部屋、洗面所のタオルも乱れていたのですが、もしかして手を洗って拭いてしまったのでしょうか?
モデルルームのタオルを使っちゃう人っているんですね。。

幸い殆どの場合は最後まで綺麗なホームステージングのままなのですが、たまに忘れた頃にこの様な事が起こるのでその都度びっくりしている私であります。笑

最後に綺麗に整えたベッドとお部屋の写真をご覧下さい。

ベッド
リビング

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