コンスキーとは?
恥ずかしながら「コンスキー」って何だか分かりませんでした。
コンストラクション・キーの略で工事用の鍵だそうです。
新築の場合には工事中だけ使える鍵、つまりコンスキーが用意され現場の職人はこの鍵を使って建物内に入ります。
工事が終わり一度でも正式の鍵を使うとそれ以降はコンスキーでの開閉は出来なくなるので引き渡し後の安全が保たれるという事です。
さて今回のホームステージングは賃貸管理会社からのご依頼ですが担当者から予めメールで知らされていた内容は、既に一部屋だけ入居済みである事と現地キーボックスナンバーと中にオートロック兼用のコンスキーが入っているという事でした。
私がコンスキーの仕組みを理解していれば入居者が居る以上、コンスキーが既に使用不可能だという矛盾に気付いたはずです。
でもコンスキーって何だろう?と思いつつも使えなくなっている鍵だとは想像せずにそのまま現地調査に行ったのです。
当然、鍵が開かずに無駄足になってしまいました。
鍵が開かないトラブルはまあそんなに珍しいものでもありません。
不動産屋さんなら経験している方も多いのではないでしょうか。
実は以前にもホームステージングの設営に行ったら現地キーボックスが開かずに真っ青になった事がありました。
その時は幸い早朝にも関わらず管理会社の担当者の携帯が繋がり、現地調査後に変更していたという暗証番号を教えてもらい事無きを得ました。
キーボックスの場所や暗証番号などは管理会社が変更する場合があるのですがホームステージング業者にまで知らされない事がままあります。
それ以来、現地に行く際にはその都度鍵の状況が変更していないかを確認する様にしています。
それにしても色々なトラブルは付き物ですが鍵が開かない事には全く仕事にならずその後のスケジュールも狂って来るので結構焦ります。
今回は管理会社が定休日で担当者の携帯番号も分かりませんので諦めて帰る事にしました。
コンスキーについての知識が無いまま現地に行ってしまった事が悔やまれます。
スケジュールの隙間に詰め込んで最短での設営を計画していましたが鍵の問題が解決してから改めて現地調査から始める事になります。
私は大家でもありますから空室期間の憂鬱は良く分かります。
ですからホームステージングのご依頼を受けたら1日でも早い設営の日程を組んで空室を埋めて欲しいという気持ちになるのです。
都内は駐車場代が高いので最近は朝6時過ぎには出発する様にしています。
朝8時迄は駐車場代が安いのです。
今回は何と百円で済みました。
ラッキー!と小さな事に喜びつつ東京タワーに見とれながらの小雨の中の往復2時間の早朝ドライブとなりました。
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