2018年10月25日
選べない現場環境
今はもう秋。
昨年冬からこの事業を始めて春、夏と過ぎ秋を迎えました。
台風シーズンなので運悪く大雨の日に当たってしまうとびしょ濡れになりますが風邪を引くほど寒くありません。
冬の現場は大変でした。
寒さ対策は厚着とホッカイロで何とかなりますが、最も困るのはトイレが近くなる事です。
近くにコンビニがあれば良いですが何も無い場合は作業が終わるまで出来るだけ我慢します。
身体には悪いですがそれでも真夏と比べれば良い方です。
真夏の現場は過酷でした。
外気温39.5度(草むしり)
エアコンの無い室内作業(清掃)
特に今年の夏は40度前後までなる日もあり、エアコン無しの現場作業は生命の危機にさらされる事になります。
夏の現場は初体験でしたので始めは何の準備もせずに設営を開始したところ、気を失いかけて作業を中断するという経験をしました。
それ以降はクーラーバッグに凍らせた飲み物や濡れタオルを用意して臨みました。
お恥ずかしいのですが、これまで現場作業の方々のそんなご苦労をあまり知らずにこの歳になるまで生きてきてしまいました。
長年生きてきたのに知らないことが多いとつくづく思いました。
それ以来、夏場に建設現場や道路工事、交通整理などの方々を見かけると身体は大丈夫なのか気になって仕方がありません。
しかし順応しているのかあの酷暑の炎天下の中、長袖長ズボンで何時間も作業を続けています。
一体なぜ倒れずにいられるのでしょうか? どんな工夫をしているのでしょうか? やっぱり身体が順応してくるのでしょうか?
私には全く謎なのですが、とにかく命懸けで日本の為に働いていらっしゃる姿に尊敬と感謝の念で一杯になるのです。