アクシデント その1
ホームステージング事業を立ち上げ早半年。
きっとこんな事がいつかは起こるだろう、という事が遂に!?起こりました。
遅かれ早かれ必ずこういう事が起こる事は予測していたので、その時を早めに経験出来たのは私達にとってはむしろ良い事です。
勿体付けてすみません。
実は2日後に設営予定だったホームステージング現場(売却物件)がめでたく売れたとの連絡がクライアントから入ったのです。
つまりホームステージングの必要が無くなったという連絡です。
直前の事でしたから既に準備の最終段階でスタッフと追い込み作業の真っ最中でした。
クライアントと電話でやりとりしている営業スタッフの声を聞きながら、いつかはこんな時が来るだろうと思ってはいたものの10日程もコツコツと準備していた事が無駄になってしまう状況には正直、力が抜けました。
しかし、なんと!スタッフの会話は同じようなボリュームの物件があるのでそちらに設営出来ないか?という依頼を受けている様に聞こえて来ました。
え?現地も見ていない物件にいきなり変更?どんな間取り?広さは?部屋数は?内装のテイストは?私の頭の中は不安で一杯です。
電話を終えたスタッフが一言。「どうする?とても乱暴な話だね。でもせっかくのクライアントの配慮なので何とか対応してみたいと思う。初めての事だけど俺たちならなんとかなるんじゃない?」
準備を一緒にしていた女性スタッフも目を丸くしながら「びっくりする話だけれど、こういう状況に柔軟に対応するのが私達零細企業の強みなのではないかしら?」との心強い発言。
直ぐに家具レンタル会社に電話で事情を伝えると、やはり慣れているのか「分かりました」と驚きもせずに代わりの物件に配送先を変える事を承諾してくれました。
ホームステージングは受注から設営までに10日程は掛かるので、その間に売れてしまう事が有っても決しておかしくはありません。
現地調査の際に、この物件は直ぐに売れそうかどうかというのは分かります。
今回の物件も確かに直ぐに売れそうな物件でした。
それだけに更に物件の魅力を伝えられる様なホームステージングをしたいと張り切って力を入れていました。
ホームステージングをしなくても早期に売却出来た事は喜ばしい事です。
さて折角用意して下さった物件に切り替えて準備し直さなくてはなりません。
送って頂いた間取り図を見ながら現地を想像して予約している家具をどこに配置するか計画を立てます。
同じくらいのボリュームの物件を紹介して下さったのですが使い道の無くなってしまう家具も出てきました。
しかし後はぶっつけ本番。現地で考えるという事になりました。
設営予定だった物件と大体同じ大きさの家なので予定を大きく変更せずに用意した物をほぼ変えずにそのまま持ち込みました。
ところが設営当日、初めて現地に着いてみるとびっくりする様な予期せぬ事が2つありました。
長くなりましたので詳細は次回のプログにアップします!